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充填機のプロのおかげで生産性が向上しトラブルが解消

当社はスキンケアブランドを展開している化粧品メーカーで、特に化粧水製品の品質に強いこだわりを持っています。ところが、ある時期から充填工程で問題が頻発。ボトルの中に泡が残ったまま密封される、液量がバラバラになるといった不良が目立つようになりました。
不良率の増加はブランド信頼に関わるため、急ぎでの原因究明と改善が必要だと判断し、こちらの機械設備メーカーさんへご相談することに。
電話でのヒアリング後、工場へ調査に来てくださり、液体の特性(粘性・発泡性)と充填方式のミスマッチが原因であるとの見解をいただきました。
既存のピストン式充填機では液が空気を巻き込みやすく、それが泡立ちや液面のバラツキにつながっていたようです。
ご提案いただいたのは、サーボ制御による低速スタート/高速充填/減速終端の3段階制御機構を持つ専用充填ノズル。さらに、泡立ちを防ぐための液戻し機能を追加した仕様にカスタマイズいただいたことで、泡の混入率はほぼゼロに、不良品の発生も劇的に減少しました。
機械設備のプロにご相談したことで早期解決につながったと実感しています。
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充填機の導入やカスタマイズのご相談は当社へ

今回ご相談をいただいたお客様は、主に化粧水を扱う化粧品メーカー様で、充填工程でボトル内に泡が発生したり、液量にバラつきが生じるといったトラブルを抱えられていました。
わずかな液面の乱れや泡の混入は「品質が低い」と受け取られかねない問題であり、ブランド価値の観点からも迅速な対応が必要です。数ある機械設備メーカーの中から当社をお選びいただきました。
ヒアリングと現場調査を通じて、当社ではまず液体そのものの性質と、既存の充填方式との適合性に着目。対象となる化粧水は、粘性がやや高く、充填時に空気を巻き込みやすい性質を持っており、従来の高速ピストン充填機では液の流速が安定せず、ボトル内で発泡が起きていたことが判明しました。
これを受けて提案したのは、サーボ制御による低速スタート/高速充填/減速終端の3段階制御機構を持つ専用充填ノズルです。さらに、液がボトル壁に沿って静かに流れ込むよう設計したことで、充填中の泡立ちを大幅に低減することができました。また、装置全体の搬送速度や停止位置の誤差についても現場で細かく調整を重ね、製品ごとのわずかな寸法差にも対応できる柔軟性を持たせています。
導入後は、目視検査による不良品の発生がほとんどなくなり、化粧水の外観品質が格段に向上したとご満足いただけました。

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