事例6|横浜機器販売株式会社は、機械設備のエンジニアリングメーカーです。企画・設計・製作・設置までトータルにご提案いたします。

ケーシングシステムの新規導入工事

北陸方面の調味料メーカー様

製品

ロボットケーサー

導入設備の仕様と条件

扱い壜種:PET500ml/870ml/1000ml/1800ml取手付
扱いケース:段ボールケース(A式)
能力:100本/毎分(1000ml基準)
ロボットメーカー:安川電機

ご依頼内容

ご依頼内容

老朽化設備の刷新

現状は以前導入した機械式のケーサーが稼働していますが、旧式で老朽化しているために部品の故障やそれに伴う停止などで稼働率が悪くなってきていました。また、現在のケーサーは扱える品種が少なく対応できない物が多いので、人手にてケーシング作業をする場合もある。そのような理由で入替を検討していますが、導入するにあたっては型替えの便利さや汎用性を考えてロボット式のケーサーが良いと考えております。ついては、弊社のロボットケーサーの仕様と、見積が欲しいとのご依頼をいただきました。
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打合せ・調査

打合せ・調査

お客様の工場へ現地調査へ伺いました。

先ずは対象となる扱い物と能力、それに既設ケーサーのライン配置図をご提供していただきました。その情報を基に新規ケーサーの配置図案と概算見積を提出いたしました。お客様にご予算も含めてご検討していただき、プロジェクトを進めるご判断をいただきましたので、現地の調査を実施いたしました。既設のケーサーを撤去した場合のスペース、取合いや、上流、下流機器の確認、設置場所の床から梁下までの高さをレーザー計測器を使って測定し、搬入口や搬入経路の確認、およびロボットを設置する床の確認をしました。調査の結果、ロボットケーサーの導入に問題はないと判断いたしました。
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課題

課題

設置スペースの確保

比較的にどの工場様も設置スペースに余裕がないケースが多くあります。今回の場合もボトル側上流のラベラー、ケース側の製函機、封函機と距離が近く余裕の無い状態でした。品種の型替え頻度が多く作業時間の短縮は重要とのことでした。また、ケーサー以外の機器類は既設の物を使用するのが条件でした。
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解決方法

解決方法

省スペース化のクリア

ケーサー内へのボトル投入制御を変更、ボトルコンベヤとケースコンベヤの設計を変更して特別に短縮仕様とすることで、省スペース化の課題をクリヤすることができました。また、ボトルグリッパーの本数、位置を変更するのに出来るだけ少ない部品と手順で可能なタイプ(スライドレール式)を採用することで、型替え時間の短縮をすることが出来ました。
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結果

当社より

人手による作業から解放

既設のケーサーを撤去した場所に、問題なく設置することが出来ました。上流や下流の機械との特別な取り合いも必要なく、ライン制御も含めて自動運転が可能となっています。また、既設のケーサーでは扱えなかった品種も弊社のロボットケーサーでは対応が出来ますので、人手でのケーシング作業から解放され、お客様にご満足していただくことが出来ました。

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